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Make a difference in the world.


by principio9_toshi

I am the master of my fate: I am the captain of my soul


3社目で働き出す。
究極の目標は、企業として少しでも多くの顧客により多くの価値を提供し、
カスタマーサティスファクション、顧客満足を上げる事。
言葉を変えれば、提供した価値の対価である売上を最大化し、利益を最大化する事。
そして、エンプロイーサティスファクション、従業員の満足度を最大限に高める事。

そしてそこから、従業員で共有すべき数値目標が出てくる。

1年目でも20年目でも、プロパーでも中途でも本来共有すべき根本的な考え方は同じだと思う。
「意思決定者ならどうするのか。」
それに尽きる。

現状を認識する。
例えば高齢化、人口減少に直面し、国債の債務残高が積み上がった日本、
アジア、欧州、米国等の世界経済、世界レベルで考えた時の競合を分析する。

その上で、
自社の資本政策はどうするのか、
いつ資金を調達するのか、そしてそれはエクイティなのか、デットなのか、
自社のD/E ratioをどこに持っていくのか。
人的資源、資本が限られる中で、部門にいくら分配するのか、
マーケティングに何億円投入するのか。
どこの事業をやめるのか。
ボーナスをあげるのか、下げるのか。
自社の当期純利益に対する配当性向を何%にするのか、
「全ての会社の意思決定を行うとしたらどうするか。」
詰まるところ、その一言に尽きる。

世界は変化し続けている。
去年は3000億円をマーケティングに使用したから、
今年もこの金額では話にならない。
前任者もこの経営者向け研修プログラムを昨年行っていたから、
このプログラムを継続するでは話にならない。

突発的に世界は変化する。
大地震に対してどう対応するのか?
 地域の従業員を避難させるのか? 
 顧客だけではなく、助けられる人間を出来る限り助けさせるのか?
どんな指示を出すのか?
なんと指示を出すのか?
どの言葉を選ぶのか。

自分が全ての責務を担っているとしたら、
従業員の幸せ、生活の責務を担っているとしたら、
考える事は変わる。そして行動は変わる。

昨日行ったお世話になっている眼科の先生は言っていた。

「学生時代に旧ソ連の国にいったんだ。
僕は日本をこんな国にしてはいけないと思った。」
by principio9_toshi | 2011-03-30 07:45 | 日本